甘味系男子

10909kanmi-oyaji
ウサ子が遊びに来てくれた。
まず松江城へ出かける。
秋を感じさせる高い空に、夏を惜しむようにつくつくぼうしが鳴いている。
いつもの散歩コース「へるんの小径」にある団子屋さんの前を通りがかる。
炭火であぶった大きなお団子に私とウサ子は釘付け。
だけど時刻は午前11時前。昼食前の中途半端な時間。
かと思えば、作業着を着たおじさん2人が一服していた。
おじさんたちは上司の悪口や仕事のグチを言うでもなく、
まったりと、まさに「一服」していた。
「10時と3時はお茶の時間」。松江の「常識」は本当だった。
そういえば、春に選挙の手伝いをしてたときも、
選挙カーを運転していた年配のおじさんがしみじみ、
「あ~、これ(選挙)が終わったら、『月ヶ瀬』のぜんざいを食いたいのぉ~」と言っていた。
相手のオジサンも
「そんなん言うたら、今食べたくなってきた。あそこのは餅がうまい」だって。
フツウ、オヤジなら、ひと仕事の後は「ビール」じゃない?
松江男子(オヤジ)は甘味系でキメるのであった。

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