6月 082009
 

10906kitaro

7~8年ぶりに境港へ。
平日なのにゲゲゲの鬼太郎ロードはにぎわっている。
前に来たときより「ゲゲゲ」度が相当アップしている。

水木しげる記念館隣で、「銘菓」じゃない、「妖菓目玉おやじ」=写真上=を売っている「妖怪食品研究所」の「魔女カオル」さんによると、
この商店街の人はみんな「妖怪」だそうだ。
それにしても、商店街の人(妖怪)のみなさん、楽しんでまちおこしに参加しているみたい。
ちなみに「妖菓目玉おやじ」は上生菓子で見た目の怪しさからはイメージできない上質なお菓子。
松江の老舗「彩雲堂」で職人さんが一つずつ手作り、という。

神戸ベーカリーのキャラクターのパン=写真上=もちゃんとおいしいし、ブロンズ像の出来がすばらしくよくできている。
ひとつずつ丁寧で個性的。

町の人の「ゲゲゲ」と水木さんへの愛があふれている。

愛は住民からだけでない。
「目玉おやじ」の街頭は水木プロからの寄贈。
地元のおばちゃんが運営する「鬼太郎茶屋」で販売するお手製の「鬼太郎グッズ」や、住民が作ったキャラ商品にも著作権的にオッケーしている水木プロの懐の深さ!

この「おかんアート」=写真=や「なんちゃって鬼太郎」のおかげで、奥行きが生まれ、通り一遍の味気ない観光地にならずにすんでいる。
水木さんは握手やサインを求められるのを嫌がり、夜、自転車で境港の町をうろつくのだそう。
水木さんこそ妖怪や。

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