輪島のばあちゃんファッション

201307-1bachan-fashon
5月の連休明け。日差しはきつくなってもまだ冷える日もある北陸。
数少ないイタリアンのレストランに入ってきたばあちゃん。
「なんかこれでわしが食えるもんくれ。病院の帰りやさけ、こんだけしかカネがねぇ」と、700円差し出した。
「ここは麺しかないよ」と優しく接する若い女性店員。
「なんや食べもん屋なのにご飯ねーのか?」
若い男性シェフは他のお客に気遣いながら、嫌な顔もせず、ばあちゃんのためにチャーハンをつくってあげた。
ばあちゃんは、じいちゃんの形見らしき帽子に分厚いコート、その上に毛糸のショールをかけていた。指先を切った手袋といい、こちらの典型的なばあちゃんスタイル。
ヒートテックとか、新素材をつかった合理的な服装が奥能登のばあちゃんたちに受け入れられるのはまだ当分先のよう。

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