哀れ「サカクモミュージアム」

10712sakakumo-kokoku

12月2日付けの愛媛新聞に五木寛之を招いた講演の広告が載っていた。
題して「坂の上の雲の時代と松山」。
五木氏と安藤サンのサカクモミュージアムの写真が占める広告を読み進めていくウチに、
んんんん???!!!
よくよく見ると、「場所」が「松山市子規記念博物館」となっている。(紛らわしい広告やなぁ……)
きっと500人の参加者を集めるには、サカクモミュージアムではスペースが小さすぎるのだろう。
そんなの最初からわかってただろうけど……。
サカクモミュージアムの展示物は、少なくとも私がみたときは、
扇や盃やトランクと掛け軸など7~8点しかほんものがなくて、あとはすべて複製品だった。
「ハコモノ先行」の批判に対し、
「このミュージアムは情報発信や地域支援機能をもたせることになっていて、単なるハコものとは違う」
と、元まちづくりチームディレクターのオジサンが「愛媛ジャーナル」などで書いていた。
でも、「情報発信」や「地域支援」はおろか、肝心の「サカクモ」の一大イベントでさえ、「子規博」でやるなんて……。
あまりの無邪気さに、心底萎えてくる。

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