能登・北陸– category –
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石川の女性史 戦後編<石川県各種女性団体連絡協議会編>
■石川の女性史 戦後編<石川県各種女性団体連絡協議会編=h12>20110707 石川県の戦後の女性の歴史をつづっている。 周回遅れのトップランナーとして能登の価値が見直されつつあるが、「女」の視点から見ると、過酷な状況だった。「能登はやさしや土ま... -
町野今昔物語 <藤平朝雄>
■町野今昔物語 <藤平朝雄> あえの郷しんこう会 20110615 旧町野村の郷土史や民話、伝説などをわかりやすくまとめ、地域を知らない人でも楽しめる。お坊さんが崖の道を13年もかけて切り開く話などを読むと、その道をたどってみたくなる。塩づ... -
奥能登の民家 民俗地理学的視点 <浜太一>
■奥能登の民家 民俗地理学的視点 <浜太一> 文芸社ビジュアルアート 20110610 ある地域の民家の特徴はどのようにつくりだされたのか。気候や地形といった地理的側面だけでは、川1本隔てて家のつくりが異なることの説明がつかない。歴史や民俗、... -
なぜ、日本はジャパンと呼ばれたか <中室勝郎>
■なぜ、日本はジャパンと呼ばれたか <中室勝郎> 六耀社 縄文時代、土器をつかうようになることで食物を貯蔵し、木の実などに火を通すことができるようになる。飢えのない平等の文化だった。縄文人は、恵みをもたらす自然と自分の間に境界線を設け... -
漆の里・輪島 <中室勝郎>
■漆の里・輪島 <中室勝郎> 平凡社 20110527 浄土真宗と、田の神などの在来の神々と、それらにかかわる祭りや神事が今も息づく能登の風土を、塗師屋である著者が紹介する。キリコ祭りをはじめとする祭礼が年中催される能登は日本のバリなのだ。 ... -
漆の文化史<四柳嘉章>
■漆の文化史<四柳嘉章>岩波新書 20110526 漆器の起源は縄文時代までさかのぼること、安価な製品がつくられることで椀を手にもって食事するという日本人の食習慣をも形成したことなど、興味深い事実が紹介されている。 遺跡から出土した漆器を科学... -
珠洲原発・阻止へのあゆみ <北野進>
■珠洲原発・阻止へのあゆみ <北野進> 七つ森書館 20110517 奥能登に突如原発計画がふってわき、電力会社と行政が事前調査を強行しようとする。労組などの革新勢力が反対の声をあげ、地元住民が共有地運動をはじめ、漁民が立ち上がり、それをネ...
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