父が新しいグループホームに移ることになった。
    以前いた施設から請求書が来た。
    みると、日割り家賃の他に、
    「お部屋クリーニング代」として
    6万円記載されていた。
賃貸住宅は、「経年劣化」に伴う改装費(畳やふすまの入れ替えなど)は貸し主負担が原則だ。
施設だって、入居時に支払う「敷金」に値する「入居金」のなかで本来償却されるべきではないか。
そう施設の人に確認すると
「お父様の場合、車いすをご利用で床も痛んでいます。」
 と別途請求の旨を述べた。
「じゃあ、メンテナンスにかかった改装業者からの領収書を送ってくれ」
 と求めてしばらくたって送られてきたのは、改装業者の「見積書」だった。
    「領収書」をくれ、と言ったのには理由がある。
    父の退所後、すぐに別の利用者が入居していたからだ。
    とても改装したとは思えない。
    たぶん恒常的に、「見積書」で請求し続けてきたのではないか。
    それにしてもセコイ。やることも金額も。
    年寄り相手に良心が痛まないのだろうか。
    もちろん、事務の人だって会社の一員として
    悪いことだとも知らず今までやってきたのだろう。
    でも少なくとも、工事をしたかどうかはわかるはず。
    今となっては確認すべくもないが、
    先日、たまたま入居スペースを訪れた時の
    施設職員の凍り方で、やっぱアヤシイと確信した。(つづく)
			
			
			
			
			
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