ギャルと伝統工芸

ハタチの姪っ子と輪島の朝市を散歩。
朝っぱらから、名物「えがらまんじゅう」で血糖値をガツンと呼び起こす。
輪島塗のお店で一組300円の箸をおみやげに買ったら、おじさんが店の中も見せてくれた。
お世辞にも繁盛しているとは思えない店構えと品揃えだったが、奥にはいるほどに、いかにも手の込んだお道具が…。
さらに蔵へとつながり、中には大正時代からの商品見本が所狭しと並べたあった。
鶴や桜、松…。
職人さんが腕をふるって施した蒔絵、沈金細工を見ていると、作業工程と値段とで気が遠くなってくる。
姪っ子は貝殻を使った螺鈿細工を見て、
「キレイ〜!これって、ラメ?」と感心していた。
伝統工芸も「デコってる」と、ギャル目線でとらえたら、
ずいぶん身近に感じられる気がした。

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