私のお口の中はイラク?

10706-1haisya
2年ぶりに歯医者へ行った。
知人の紹介だったので、まぁ、そんなめちゃくちゃなところではないだろう、と。
40才そこそこの歯医者がざっとチェックしたあと、口の中のプラークを取って、顕微鏡で見せてくれた。
パソコンの画面で4000倍で写し出された私のプラークちゃん。
顕微鏡に映されているとも知らずあられもない姿で無邪気に動き回っている。
「ビックリしたでしょう」と医師。
まぁ、ちょっとビビったけど、余計なお世話や。
プラークといえど、私と過ごした時間はアンタより長い。
私の『お口の恋人』をバイキンみたいに言わんといてっ!
なんでも、歯周病菌がいると虫歯になりやすいだけでなく、糖尿病のリスクが2倍になるとか、
血液に混じって心臓病を起こすきっかけになるのだとか。
5年前の新聞の切り抜きを見せられ説明された。
医師は「除菌して口内環境を整えましょう」という。
歯医者で「除菌」とは予想外の展開。
でもどーせ、細菌をゼロになんかできっこない。
「抗生物質なんかを使えば、常在菌まで殺してよけい抵抗力が弱まらないでしょうか?」と質問。
「抗生物質を服用することはまずありません」と医師。
私の疑いのまなざしを察してか、
「まぁ、言うたら、いまの口の中は『イラク』みたいなもんですわ。
いくら爆弾落としても、治安が悪かったら悪さするヤツがいつまでたってもなくならへんでしょ?」
と説明した。
お口の中を『イラク』にたとえられてますます混乱。
ってことは、抵抗運動をするイラクの人たちは『歯周病菌』ってワケ?
じゃあ、『除菌』って、クラスター爆弾落としたり、違憲なのに自衛隊を派遣したりするってコト?
って、その前に、イラクを混乱に陥れた原因はなんなんよっ!?
私の口の中に『戦闘地域』と『非戦闘地域』があるってワケ?!
広がる妄想を遮るように医師は
「今のたとえで解りましたか?」と念を押す。
「理屈としてわかりますが、例えとしてはちょっと・・・」
と答えた。
私を甘く見んじゃないヨッ!!

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