麻生から鳩山へ 首相引き継ぎ

ハトヤマとアソウ

 民主党がボロ勝ちした衆院選後、新聞の「首相動静」に加え、「鳩山動静」も載るようになった。
 8月末だったか、鳩山が「モスバーガー祖師谷店に夫人と立ち寄る」とあった。
 一流店での食事やホテルのバー通い、そして「カップラーメンは400円」くらい、と言ったアソーへのあてこすりだろうか。
 鳩山に何の思い入れもないのだけど、いの一番に韓国や中国の大使と会談したり、連れ合いのことを、「家内」ではなく「女房」と呼んだり、
アソーみたいに「日本」「日本人」を連発せず、「国民」と呼ぶことや、「優秀な官僚のみなさん」と不毛な官僚バッシングを避けようとしているところなど、行動や言葉の端々に当たり前の配慮が行き渡っている。
 心をザワつかせる小泉、ネットリとまとわりつくようなアベ、ザラリとした不快感を残すアソー達と、同じ日本語でしゃべってると思えない。
「国民の皆様の理解を求める」という政治家の逃げ言葉にしても、子ども手当のあり方をとっても、ちゃんと「説明」している。
少なくとも私は新聞やテレビを通して、なんとなく言いたいことがわかった。
アベやアソーの時とは違う意味で、「話を聞こう」という気持ちになれる。
とにもかくにも、「あいさつがちゃんとできる」ってだけで、ハトヤマが有り難く思えてしまうのってなんなんだっ!!

 14日、アソーはハトヤマとの会談で、
「ぜひがんばってほしい。外交・安全保障のあり方などで日本の針路を間違わないようにしてほしい」と注文をつけたという。
 16日の首相交代のあいさつでは
「日本の未来は明るい。日本人の底力というものを信じている。未来への希望を申し上げて国民の皆さんへのメッセージとさせて頂きたいと
存じます」だって。
 まぁ聞き納めだから、ありがたく拝聴しておくけど。てか、アナタがいなくなるってだけで、今、日本国民、明るい希望でいっぱいです。
 それにしてもアソーは「メッセージ好きおじさん」だ。
 マッサージ好きなら誰の迷惑にもならないけど、メッセージ好きは、ちょっと・・・。
「政府インターネットテレビ」なるところで、「新春メッセージ」に始まり、選挙の時は「日本を考える夏にしていただきたい」と、「メッセージ」にあふれている。
伝えたい言葉がたくさんあるのに、全て裏目裏目に出てしまうなんて・・・。「皇室チャンネル」まであって、ちょっと「桜チャンネル」っぽい。
「政府インターネットテレビ」が、新政権発足後にどう刷新するか、楽しみ。

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