11月 162006
 

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2,3ヶ月前から勤め先にへんなおじさんがたびたび訪れるようになった。
「へんな」と言っても、自分の暇な時間にやってきて難癖つけたり、
自分の思いを一方的につづったファクスを送りつけてきたり、
とかその程度なのだが。
相手にしなきゃいいのだけど、
時代が時代だけに事務所も不審者対応策を急ごしらえ。
駅までの帰り道も指定され、ガラスは磨りガラスになった。
いちいち鍵を掛けたり、事務所の窓も開けられなくなった。
めんどくせー。つーか、いちいちやってらんねー。
「万が一のことがあってからでは遅い」のはわかるけど、
「万が一」ってどれくらいの確率なんだろう。

昨日も『へんなおじさん』が来た。
だけど、お目当ての女性がいないとわかるとあっさり帰っていった。
部長は彼女を『へんなおじさん』から守るために彼女をなるべく表に出さないという対処法を思いついた。
「今度『へんなおじさん』が来たら私が応対しましょう。
 まぶしそうな顔をしていかにも要領を得なさそうにアホなふりしてればそのうちあきらめて帰るでしょう」
 と私が提案した。(つづく)

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