みたび常夜鍋 20190415

 先週金曜日は京都で飲んで友人宅に泊まった。
 土曜日は7年前に亡くなった友人の墓にはじめてお参りして、いろいろ思い出した。
 幸せな時間なんて一瞬で過ぎ去って、幸せを感じれば感じるほど悲しみは深くなる。それでも、人を愛したり、信じたりする経験はかけがえがない。…なーんて、納得できたらいいのになあと。
 夜はかつての同僚一家と焼肉を食べた。高校生だった女の子が4年ぶりに会ったらすっかりたくましくなっていて驚いた。
 日曜は、京都国立博物館の「国宝一遍聖絵と時宗の名宝」と、香雪美術館の「明恵の夢と高山寺」をはしごした。旅にすごした一遍上人と、夢日記を書きつづけ、生きながらにして「あちらの世界」を感じていた明恵上人。どちらも親近感を感じるけど、今の僕は明恵の感受性にあこがれる。
 家に帰ってソバを打とうと思っていたら、友人から悩みのSOS電話があり、天満で飲むことに。2軒はしごした。しょぼくれたオヤジが適切なアドバイスなんてできるわけないから、聴いてあげるだけ。
 3日連続で外で飲むなんて2年間なかったから、刺激はあったけど疲れた。
 きょうは冷蔵庫にホウレンソウがあるから「常夜鍋」。火が通る前に豚肉を食べてしまって腹を多少くだした。でも味つけはぴったり。2人ならば、うどんかおじやで締めていたろう。

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