昨年封切り。amazonプライムで見た。
みつおが大人になって、6年前に妻を亡くして中学生の娘と2人で住んでいる。その設定だけでもたまらんな。
今は小説家。高校時代の恋人のいずみ(後藤久美子)がヨーロッパから一時帰国して出会うという物語。女性編集者との今後も見たくなる。
母親であるさくらは当然おばあさんになっていて時の流れを移す。でも柴又の店は昔のまま。寅さんがいたときの騒々しさはないけれど、今もいろいろな人が訪れる。でも寅さん不在のさびしさはすきま風のように吹き抜ける。
「おじさん」である寅さんの回想シーン各所にちりばめられて懐かしい。
単独の映画として見たらどうかわからないけど、寅さん映画を見てきた人間にとってはひきこまれる作品だった。
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