20周年のお供え

 恐怖の大王降臨20周年は一昨日だけど、きょうは休日だから、お供えの料理をつくることにした。
 キヌアとかクミンとかクレイジーソルトとか、使い道がわからない調味料や食材が冷蔵庫にある。それらを使い切るまでに死んだら申し訳ないから、キヌアを使うことにした。
 料理を教わってなかったら、キヌアやハーブ類はすべて捨てたろう。彼女が僕に必死に料理を教えたのは、自分の死後を考えたからであり、いまキヌアを使おうと発想していることじたい、彼女の術中にはまって、生かされてしまっている。
 でもまあ、半年もすれば使い切れる?…から、あとは自由かな。
 ネットで調べたキヌアのサラダのレシピは複雑すぎるから適当に端折った。

■キヌアと蒸し鶏のサラダ
▽材料(4人分くらい)
キヌア 1/2カップ
水 1カップ
だし醬油 少々(レシピではコンソメ顆粒 小さじ1)
鶏肉(モモでもムネでも) 200グラム
塩胡椒 適量
酒 鶏肉の1/3が浸るぐらい(レシピでは大さじ1強)
きゅうり 1本
ブロッコリー 1/2房分
水菜 2/3束(レシピでは1束)
●オリーブオイル 大さじ2
●レモン汁 レシピの「大さじ1」では足りなくて1個分
●クレイジーソルト 適量(8振りくらい)
●クミンパウダー 小さじ1/2 (パウダーがないからシード)
ブラックペッパー 適量

1 倍量の水でキヌアを炊く。沸騰したら弱火にして10分。汁気があるようなら火を強めてさらに加熱。火を消してしばらく蒸らす。
2 深めの耐熱容器に、鶏肉を入れ、両面に塩(各1つまみ)、こしょうで下味をつける。肉が1/3つかるくらい酒を入れ、ラップをふんわりかけ、600Wの電子レンジで3分加熱して裏返し、さらに3分加熱する。一口大に切る。
3 ブロッコリーは茹でておく。(レンチン2分でも)
4 きゅうりは縦四等分に切って1センチ、ブロッコリーは小さめ、水菜は茎の部分は1センチ、葉の部分は3センチに切る
5 ドレッシングは、●の材料をよく混ぜる。 クミンはパウダーではなくシードしかなかったが、ちゃんと香りはついた。
6 すべてをボウルに入れ、ドレッシングを加えてよく混ぜる。
7 盛り付けてブラックペッパーを振る。

 次に、地元のイワシがいかにもおいしそうだから買ってしまった。
 イワシに塩をして、フライパンにクッキングシートを敷いて焼く。焼き魚も、キャンプではやったが、教えてもらわなければ、家では火加減すらわからなかった。こちらを参考にしたが、内臓はとらなかった。白子がたっぷり詰まっていたから、とらずに正解。
 キリモトの皿に盛って供えた。

 キヌアサラダとイワシの塩焼きが俺の今の限界。彼女がいれば、記念日は大ごちそうだったろうになあ。

 20周年にいっしょに飲む予定だった、農口杜氏の「常きげん」を開ける。
 2015年に輪島を離れる際に餞別にいただき、「20周年で飲もうね」と言っていた。
 それがかなわず、通夜で飲むか、四十九日であけるか、と考えたが、酒の味が全然感じられなくなっていたから、やめた。

 今回、一人で飲むのはもったいないのだけど、今日以上にこの酒にふさわしい日は二度とないと思った。
 4年間持ち歩いたけど、味は落ちていない。農口杜氏の酒は味の幅が広くて、それでいてすっきりまとまっていて、日本一だと思う。でも涙が混じってしょっぱくなってしまった。
 1/4だけ飲んだ。このまちにはまだ一緒に飲む友人がいないから、今週いっぱい、刺身を買って一人で楽しむことにしよう。

 ちなみにきょうの朝飯は、茶殻に小麦粉と卵とチーズとカツオ節の粉をまぜてお好み焼き風にした。見た目はきれい。味も…じゃっかん渋いけど、悪くはないかな。

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