郷土不足

まいどばかばかしいお話で。

教科書検定で、道徳教科書の教材にあった
「パン屋」が「和菓子屋」へ、
「アスレチック遊具」が「和楽器店」へと書き換えられた。

文科省によると「パン屋がダメというわけでなく、
「教科書全体で指導要領にあたる
『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着を持つ』
という点が足りないため」だそう。
「正直、誠実」「節度、節制」
「礼儀」「感謝」などの徳目も並ぶ。

「安倍晋三記念小學院」が完成していたら…と思えば、
このおバカな検定結果も「狙い通り」。
「教育勅語」も、ガチだったのだろう。

「教育勅語」を「いいことも書いてある」と肯定し、
「道義国家」などと、道徳を押し付ける人に限って、
自分の目的達成のためなら手段を選ばないことが、
このたびはっきりした。
「教育勅語」の中身なんて、ほんとはどうでもよくて、
むしろ反論しづらい「道徳」や「教育勅語」を
踏み絵させることで、 「なんかヘンだよね」と思いつつ
口ごもる人たちを従わせる手段として利用しているみたい。
「右傾化」というより、国が企業のように
人をマネージメントの対象とみているのだろう。

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