ルビコン川渡る


姉と電話で母方の祖母の話になった。
「おばあちゃん『滝野川小町』って呼ばれてたんだよね」と姉。
ええー!?聞いてないよ。だっておばあちゃんっておデブだったじゃん!
「あ、そっか。『小町』はおばあちゃんの【お姉さん】の方で、おばあちゃんのあだなは『大山デブ子』だった」と訂正した。
そして「デブ遺伝子、見事にアンタに出ちゃったね」と笑って付け加えた。
「ええー!私おばあちゃんほど太ってないよォ」
「でも油断するとああなるんじゃない?だって親戚で太っている人、他に誰もいないじゃん」
今まで「わたしデブだし」と自虐をカマしていても
「そんなことないよぉ~」と笑ってもらえていたのだが、
姉もとうとう否定しなくなった。
先日もアッコさんに
「人間に厚みが出たってコトよ」と明るく言われた。
「大台に乗っていないから」、と思っていたのだが、実は設定が甘かっただけで、
もはやルビコン川を渡ってしまったのだろうか。

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