へたれの日常– category –
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父の入院2
7月末、K病院に入院。病院に連れてこられた父の表情は思いのほか明るかった。 散髪し、ヒゲもきれいに剃ってもらい、清潔な服装に整えられた父の姿を見て、施設の職員さんがどれだけ大切にしてくれていたかがわかる。入院の荷物も要領よくまとめられ... -
父の入院1
父の体調が悪い。 7月はじめから発熱。いったんおさまったが、 誤えん性肺炎の疑い。「肺炎を悪くするのをわかっていながら、 これ以上口から食事を摂らせることはできない」と施設に言われる。 医師3名、看護士3名、施設職員2名がずらりとならん... -
見た目が9割
父が肺炎のおそれがあるため、かかりつけ医の紹介の病院へ行った。はじめて行ったその病院は、郊外の住宅街の中にあった。外観からしてどーもなー、と気が滅入った。診察室に入ると、アタマの軽そうなニイチャンが、父の様子を見ることも、ワタシから日... -
花よりもなほ
「花よりもなほ」を観た。せりふのひと言ひと言が意味をもっていて、しかも笑えた。登場人物である庶民たちの図太さ、したたかさに是枝カントク自身が重なる。「桜のように潔く散るまで」と、仇討ちを考えている主人公に対して語られたせりふ。「桜が散... -
アウフヘーベン?
NBセンセイとメールで身内の介護のことでやりとり。施設の立場と家族の気持ちのギャップについて「大事なのはアウフヘーベンですね」との返事が来た。そう、アウフヘーベンが大事だのだ。わかった?! -
老人よ杖を取れ!
職場での会話。50代の女性は実父が九州の特養にいる。気遣いはしつつも、兄夫婦に任せているので、制度の変更までは知らない。「特養の食費が自己負担になって月6万円増だって」 と私が言うと、初めて知ったようで、「ひっどー!だってお年寄りって... -
わたしの体格
ニシオカ先生とドライブ。 波止浜の知り合いのところへ立ち寄った帰り道、いつもの朗々とした声で言った。「レイザルさんはガッシリとした体格ですが、なにかスポーツでもやっておられましたか?」 えっ?体格、ですか??と戸惑って聞き返すと、先生... -
なにを食べたら
最近知り合いになったKさんに飲み屋で言われた。「この前もタケ子とレイザルさんのウワサしてたんですよ」 えっ?なになに? えーハナシ?「いったいなにを食べたらあんなになるんだろう、って」。 ち、ちょっと、どおゆうコトよっ!!「い、いや、レイ... -
グループホーム退去トラブル 総集編
わが父がグループホームを移ることになった。退去時に、部屋の改装費を請求された。その顛末のまとめ。本来、「改装費」は入居時に支払う「保証金」から充当されるのが常識だから、保証金・敷金問題に詳しい人権派お気楽弁護士エックスに相談した。 請求さ... -
ネオナチ
今日もヒマな職場。一番年長の人がアクビしながら「あ~、どっか旅行行きたいなぁ~!」「どこ行きたいですか?」「ん~・・・、ドイツ! サッカー観に行きたい!!」他の人が口を挟む。「でもドイツ、今治安悪いらしいですよ。ホラなんて言ったっけ。ボー...