ネタからガチへ

隣のばあちゃんが、お裾分けに牛乳（！？）を持って来てくれた。
お礼を言って受け取ると、ばあちゃんは、ハタ、と私のお腹に目を付け、
「あら〜アンタ…」と、しげしげと眺め、
「しっかりついとるな！こん中に何人入っとるけ！？」とお腹をさすり、
「ねえちゃんも中年け！」と、矢継ぎ早な攻撃をかけてきた。
子供に指摘された「裸の王様」の気分…。
ま、確かに、ゴローに最近、「ぶーちゃん」と呼ばれるようになっていた。
服屋さんで、
「ストレッチが効いてるのですぐ身体になじみますよ」とか、
「体型カバーになりますよ」とすすめられることが多くなっていた。
姉ちゃんに
「ダイエットやめたの？」とか、定期的に通う大阪の歯医者さんに
「北陸は食べ物がおいしいでしょ？」としみじみ言われたり、
なんか気になる言葉が、ハミ肉に比例して増えていた。
「ネタ」にしているうちに「ガチ」になっていました
…なんて、まるでネトウヨみたい。
はぁ〜…。