5月 012008
 

 

歴史が動いた
大阪市の財政改革で、大阪フィルハーモニーこと大フィルの予算まで削られる案が出てきた。
大フィルの年間運営費10億円のうち、赤字の9千万円を補助金で返済していたのだが、
その補助金をカットするのだとか。
ハシゲ府知事は「私は文化はわからない」と言ったそうだが、
受け取る側としては「文化」はお菓子みたいな、あってもなくてもいいことなんだけど、
運営する側は生活がかかっている。
大フィルの団員の平均年収は500万円だそうだ。
それでも関西のオーケストラのなかでは一番安定している。
補助金カット以前に、今までだって十分な保障はされていなかったのではないか。
わたしの知ってる人でも、ユーロ高のため、ガット弦と安いスチール弦を交互に使って節約している。
舞台の華やかさとは正反対のほんとうにつつましいのだ。
文化行政の切り捨て、という見方ではなく、生存権としてとらえてもらえないだろうか。

で、バイト先の天然ちゃん「ウサ子」と、この話題で噴出。
レイ「私にええ考えがあるねん」
ウサ「えー、なになに?」
レイ「わたしが大フィルの危機を救うねん」
ウサ「どーやって?」
レイ「それは今ここでは言われへん。このミッションがうまくいけば、
シンフォニーホールにアチキの銅像が建って、
『そのとき歴史が動いた』に出ることになるな」
ウサ「そっかー・・・。レイザルたんにとって、今が『その時』なんだね」
レイ「そう。(松平アナの声で)2008年6月。財政難の大阪府が改革にのりだします。
そこで待ち受けていたのは大フィルへの補助金カットという荒波でした。
さて、今日の『そのとき歴史が動いた』は、理念無き大阪府財政改革に
異議を申し立て、大フィルを危機から救ったひとりの女性を紹介します」
ウサ「♪ぱぱぱーん、ぱっぱぱー、ぱぱぱ~ん・・・」

ウサ 「でもサ、9千万円の赤字ったって、大阪府って人口多いんだから、一人あたりにしたらたいしたことないんじゃない?仮に350万人だったとして・・・」
2人で電卓をたたき、顔を見合わせる。
ウサ・レイ 「25円・・・?まさか、ね。そんなに安くないよね」
もういっかい電卓をたたく。ペチペチ・・・。
ウサ・レイ 「25万円???!!!」
ウサ 「ムリだァ~、25万円は払えん!今年繰り越しローンやねん!」
目先のカネに振り回され、あっさり野望を捨てる2人であった。
その前に満足に計算もできずに財政について語ったことを悔やんだ。

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