ガキのしつけ (上)

10711-2gaki1

パート帰り、夕食までに燃料切れ。
ショッピングモールの甘味処で燃料補給。
「週刊金曜日」を読みながら「にゅうめん」を待っていると、
どうも店の外が騒がしい。
のぞくと、下は4才くらい、上は4年生くらいの、~4人の子ども達が、
階段の踊り場で走り回って遊んでいる。
しばらく様子を見ていても親は姿を現さない。
子どもの騒ぎ方はエスカレート。階段の手すりに上り始めた。
みかねた店のオジサンが
「ここは遊ぶとこちゃうで。静かにしとき!」と注意した。
それもつかの間、また大はしゃぎ。
にゅうめんを食べながら、こっちも我慢できなくなってきた。
店の窓越しに子どもに向かって、
「コラッ!!!ここは遊ぶとこちゃう!!お父ちゃんとお母ちゃんは?!」
と聞くと、3年生くらいの男の子が目をウルウルさせて、
「ここで待っときって言われた」
「いつ戻ってくんの?」
「わからへん」
「と、とにかく、ここは遊ぶとこちゃうんやから、静かに待っとき!」

「最近子どもを叱れない大人が増えてきた」と言う人がいるけど、
叱りゃいいってもんじゃないと思っている。
「大人の品格」を振りかざした勘違いオヤジ(オバハン)
のチェックがいちいち入ったら、子ども達もたまらないだろう。
子どもが集まればうるさいのは当たり前。
なるべく大目に見たいのだが、
それでも手すりに上り遊び始めたので、危ないと思って注意した。
その後、再び店のおっちゃんに怒られ、さらにガードマンにも怒られていた。
でも、そもそも、30分以上も子ども達だけを、
こんなところにほっぽらかしてる親が悪い。
子どもを怒鳴ったことはうしろめたいが、
ここで甘やかすとツケあがるのも目に見えるので、
親が戻って来たら、親に注意しよう、と考える。(つづく)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次