大きな5年生と小さな6年生

日本海側にこの冬一番の寒気団、とかで、大雪になった。
とはいえ、除雪の仕事が例年の半分だったので、地元建設業者にとっては恵みの大雪か。
家の前に雪だるまを作って、ついでにカマクラ用に雪を壁に寄せて集めていたら、
下校途中の小学生が敷地に勝手に入ってきた。
(敷地に勝手にはいるのはこちらでは当たり前)
ウチの屋根の長いつららを取ろうとしていたので、スコップを貸して手伝ってあげた。(というか一緒に遊んでもらった)
「オレ6年だんだけど、こいつ5年やねんで!」
「大きいね〜」と私。
カマクラの穴をどうくりぬこうか、思案中だったので
「カマクラって作ったことある?」と聞いてみると、
「昔はけっこう作ったかな? 今は雪合戦ばっか。」と5年生。
「なにが、昔は…や! まだ11年しか生きてないクセに!!」
と6年生がツッコむ。
つららを取ろうとぴょんぴょん跳びはねる大きな5年生を、
雪だるまにチョップをくらわしながら斜に構えて見守る6年生。
やっぱり精神年齢は6年生の方がオトナだ。

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