10月 062011
 

珍しく姑からメールが入る。
なんでもNHKの歌謡ショーの抽選にあたって、これから渋谷まで、カラオケ仲間と出かけに行くのだとか。
わざわざメールで報告するくらいだから、よほどうれしかったのだろう。
番組欄を見ると、出演者に小林旭、石川さゆり、香西なんとかなど、ビッグネームが名を連ねている。
よかったね。
テレビをつけると「男と女 酒場の名曲選」と題し、
小林幸子の「やんちゃ酒」で始まった。
酒飲みの男を自分がいなければ…と支えることを喜びとする女の歌。
で、その後もえんえんと、「浪速恋しぐれ」パターンの歌が続いた。
酒飲みの舅の世話で苦労している姑にとって、この「名曲選」よかったんかい?
感情移入できるんやろか…。
わたしなんか、歌を聴いてて、
「早よ病院行って、専門医に診てもらえ!」
って、ハラが立ってしようがなかった。
アル中は病気だ。ダメなアンタを支えるのは「わたし」でなくて専門医や社会のしくみだ。
日本人はたばこと違って、お酒に関してはそうとう寛容と言われる。
いちいちつまらないことを…と言われそうだけど、
肺ガンになるほどたばこ好きなオトコを支えるオンナのハナシや、
昼間っから酒を飲むオンナのハナシを歌詞にできないことを思えば、
「生活破綻するほどの男の酒飲みを許し、女が支える」ハナシが、いかに都合のいい幻想であることか。
ほかにも演歌だから許される価値観って、かなり過激だと思う。

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