1月 162007
 

 昨年末、NHKの「論点」(だったと思う)という短い番組で、
阪大の菊池誠教授が「マイナスイオンは根拠がない」などなどといった、
最近蔓延する「ニセ科学」について話していた。
科学的に説明するなら、「どちらともいえない」というのが良心的なのに、最近は白黒ハッキリつける
「ニセ科学」の方がむしろ「科学的」に思わるねじれが生じているという。

「ありがとう」とコップの水に話しかけると
きれいな氷の結晶ができる、というエピソードも根拠がなく、道徳の問題と混同していると批判していた。
コップの水の話は「心のノート」という文部省が配った道徳教本に紹介されている。
番組では触れられていなかったが、きっと「心のノート」や「改正」される教育基本法について思うところがあるのだろう。
静かな語り口に、怒りがにじみ出ているような気がした。

 こういう人を取り上げるNHKもまだまだ捨てたもんじゃない。

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