けんちん汁 きんぴら

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■けんちん汁 20170928

冷蔵庫にニンジンと豆腐とネギとシメジがある。
「何ができると思う?」と、いつも独善的な鬼コーチが珍しく意見を求めてきた。
「豚汁なら…」と答えると、
「豚汁は豆腐は使わんやろ。けんちん汁にするぞ」と、やはり独断で決め、
「この本のレシピを参考にしてみろ」と、精進料理の本を渡された。
「里芋100グラム」とか「ダイコン100グラム」「ニンジン50グラム」と書いてあるが、100グラムがどの程度かわからず、参考にならん。そう言うと、
チッ、と、鬼コーチは舌打ちをして、レシピのわきに「ゴボウ、太なら1/2本、細なら1本」「ニンジン4センチぐらい」などと書き加えた。

・サトイモ 4個分(切って冷凍したもの。手のひらに軽くのるぐらい)
・レンコン 100グラム 10センチぐらい
・ゴボウ 太 1/2本
・ダイコン 7〜8センチ
・ニンジン 1/3本
・冷蔵庫にあったシメジ 手のひらに軽くのるくらい
・木綿豆腐 半丁
・ごま油 大さじ1
・酒 大さじ1
・だし汁(コンブと煮干しをつけておいたもの)
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ2
・塩 少々

ゴボウは土を落として、包丁の裏側を使って皮をこそげ落として乱切り。レンコンも乱切り。里芋も本来は乱切り(今回は冷凍していたものを使った)。これら3つは水につけておく。
ダイコンもニンジンも乱切りに。

木綿豆腐の水をよく切って、手でつぶしてバラバラにして、鍋でいためる(油は使わない)。
水分が飛んだら、豆腐を片側に寄せて、あいたところにごま油(大さじ1ぐらい)を入れ、上記の具を入れて炒める。油がまわったら、豆腐と混ぜて、酒とミリン、だし汁を加える……はずなのだが、鍋が小さすぎて、炒めるスペースがなく、すべてがごちゃまぜになった。
コンブと煮干しを水につけておいただし汁を加えたが、精進にしたければ、煮干しのかわりに干しシイタケを使うらしい。

煮立ったら目立つアクを取り除く。あまりアクをとりすぎるとコクがなくなってしまう。
あとは弱火で、ゴボウやレンコンに火が通るまで煮込んで、最後にしょうゆを加える、はずなのだけど、まちがえて酒やミリンと一緒に入れてしまった。
ダイコンがちょっとかたかったけど、ふたをしたまましばらく置いておいたらやわらかくなった。

食べる直前、鬼コーチがすり下ろしたショウガとネギを添えた。たしかに、ショウガがあると口当たりが大きくかわっておいしくなった。

 

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■きんぴら

土のついたゴボウとニンジンがわずかに残ってしまった。
きんぴらや! と思ったが、作り方がわからん。
ネットで調べたら簡単そうな作り方が出てきた。

・ゴボウ(太) 1/2本(150グラムぐらい)
・ニンジン 1/3本
・酒 大さじ3
・砂糖 大さじ1.5杯
・しょうゆ 大さじ1.5杯
・ミリン 大さじ2
・ごま油適量(「適量」の意味がわからんから、大さじ1にしておいた)

ゴボウは泥を落としてから、包丁の裏で軽く皮をこそげる。
長さ5センチ、厚さ3ミリぐらいの斜め切りにして、それを3枚ほど重ねて千切りに。水につけておく。
ニンジンも同様に千切りに。
フライパンにごま油を敷いて、ゴボウとニンジンがしんなりするまで炒める。
酒を入れて混ぜる。
ミリンと砂糖としょうゆを加える……はずなのだが、砂糖が見つからない。砂糖のかわりに蜂蜜(大さじ1)を加えた。最後にゴマをふってできあがり。

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