「反体制」はイタいファッション?

2/21号「週刊女性」(主婦と生活社)で
共謀罪や24条が取り上げられたので買って読んでみた。
「保育園」「原発」などの身近な市民活動を例にあげ、
「家庭教育支援法」の問題まで、
タイムリーな話題を女性向けによくまとめてあった。

パラパラとページをめくると、朝ドラの「べっぴんさん」特集。
龍一という登場人物が紹介されていた。
フォークギターを抱え、白いヘルメットには「反体制」の文字。
「大学生になり、将来に悩みながらも”流行り”に敏感な龍一は、
学生運動やフォークソングにハマる」と書いてある。

なんちゃってゲバ文字で書かれた「反体制」の文字を見て、
とっさに籾井前会長の
「政府が右ということを左と言えない」だの、
最近の退任会見での
「NHKって、ある程度政治との癒着関係のひとつふたつあるわけですよ。
NHKのためになるのであれば、やぶさかでないと言える」
などといった発言を思い出した。

制作者は「反体制」とは無縁なのだろう。
屈託のなさに、怒りを通り越して情けなくなる。

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