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「とどけよう、平和の歌!」コンサート

「とどけよう、平和の歌!」というコンサートをききに京都へ。

 映画プロデューサーのHさんが「平和のためになにかしたい」と思い、音楽関係者に声をかけて実現した。

 合唱団にはじまり、沖縄戦をテーマにした絵本の朗読。それから沖縄の三線。どれも心にしみる。

 尺八は「コンドルは飛んでいく」などを演奏し、迫力ある津軽三味線は口をあんぐりあけてききいった。

 カオリンズは在日1世として日本で苦労してきた母の人生を重ねながら圧倒的な声量でうたい、最後は、川口真由美さんと障害者の子たちの合唱団の「ケセラ」で大団円。

 最初チラシを見たときは、バラバラのジャンルの音楽愛好者があつまって、なにが表現できるんだろう? と思ったが、それぞれ深くて心にしみて、交響曲のように「みんなちがってみんないい」という「平和」を象徴する雰囲気をつくりあげていた。平和を「考える」のではなく、体で「かんじる」コンサートだった。

 最初からこの結果をイメージできていたとしたら、Hさんは天才やな。
 純粋に音楽の趣味だけで聴いたとしても、多彩な分野を一気に勉強できて、お得感満載なコンサートだった。

 出演者でもスタッフでもないのにちゃっかり2次会に参加させてもらった。

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