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時を駆ける少女 20200702

 30年ぶりぐらいに見た。
 原田知世のアイドル映画ってだけで、当時はそれほど印象に残らなかった。
 この映画は、とくに後半の「時の旅人」の謎解き以降はB級でしかないけれど、尾道というまちを舞台にすることで成功した。
 24時間後に時間が飛んでしまい、それがまたもどってくる。そんなタイムスリップが、昭和のにおいがただよう尾道では起こりうるような気がしてしまう。演技は二流なのにひきこまれる。
 また、「恋」っていいなあと思った。「生と死」ばかり考える日々だから、恋愛なんて子どもの遊びに見えていたが、こういう映画を見ると「恋愛こそ人生のすべて」と信じていたころを思い出した。もしかしたらそっちの方が正しいのかもしれない。

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