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「翔んで埼玉」20200609

 アマゾンプライムで見たばかばかしくて楽しい映画。
「ダサイタマ」「イモ」と呼ばれるようになったのは僕の中学生のころだったろうか。
 そう呼ばれるのをいやがり「東京出身です」と自己紹介する友人もいたが、僕は「ダサイタマ」ぐらいが自分にはぴったりと思っていた。
 でも郷土学習がいろいろあったにもかかわらず、たしかに埼玉に誇りは感じなかったな。埼玉にあるものって、草加せんべいと吉見百穴と埼玉古墳群ぐらいしか思い浮かばなかった。サンシャイン60ができたころ、埼玉で一番高いビルディングは「埼共連ビル」だったし。
 そんな埼玉県民のダサさをうまくすくい取って、荒唐無稽なストーリーに仕立てている。
 東京と埼玉の間には関所があって、無許可で東京に入ると摘発される。東京に住む埼玉出身者は貧困を余儀なくされる。
 そんな関所と差別を撤廃しようと「埼玉解放戦線」がつくられる。当初は、「埼玉をつぶせば関所を撤廃する」と約束された千葉が埼玉を攻撃するが、埼玉と千葉を同時につぶそうという東京都の陰謀を知って共同戦線をはり、東京に攻めのぼる。
 ちなみに群馬は、雪男のような巨大な類人猿がすむ辺境として描かれている。
 ばからしい。
 でもおもろかった。

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