アマゾンプライムで鑑賞した。
ストーリーは三流のハリウッド映画だが、メキシコ人女性の料理人がスシ職人を志すという一点において日本人が見てもそれなりにおもしろい作品に仕上がった。
メキシコ人のシングルマザーが主人公。カリフォルニアで父と共にカットフルーツの屋台を営むが、売り上げを強奪される。
日系のすし店「Osaka」に就職する。
果物やタコスで鍛えた包丁さばきでキャベツを素早く千切りにする。それを板長が目にして「魚の選び方を習え」と助言する。職人の技を観察し、余った材料を持ち帰って家で再現する。父や娘は「生の魚より焼いた方がうまい」と刺身用の鮪を焼いてしまう。
腕を上げ、板場に立たせてくれと求めるが、「女は手が温かいから職人になれない」と言われ、オーナーからは「寿司をつくりたいならほかへ行け」と言われる。
けんかして店を飛び出し「寿司コンテスト」に参加。
その活躍で……というベタな流れでした。
ストーリーは陳腐だけど、メキシコ人と日本人の感覚の差や、チーズでもハラペーニョでも盛り込んでしまう、アメリカ独特のすしのあり方などは見ていて興味深かった。
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