2月 132017
 

去年のお気に入りは「妖怪ウォッチ」だったのに、今年は「心霊写真」。
怖いくせに、「心霊写真撮ろう!」と、暗い部屋へ行きたがる。
「男は(オバケに?)やられないために
(オバケと?)闘わなくてはいけないんだ!」
荒い鼻息とともに吐く名(迷)セリフ。
電気のついてない部屋で、カシャカシャ適当に
デジカメのシャッターを押しては、
「ホラ、ここ! なにこれっ?顔じゃね!?
うそー! こえー!!」と、自作自演ではしゃいでいる。
このまま順調(?)に行くと、来年あたりUFO、将来はネトウヨか…。

つづく

2月 132017
 

U太郎と母ちゃんは相性が良いようだ。
「おばけを見に行く!」と、
暗い4畳半に向かうU太郎のへっぴり腰につかまって
後をゆく母ちゃん。
「かあちゃん、押すなよ、絶対押すなよ!」
ビビるU太郎に、「それネタ?」と問われ、
「うん、ネタ!」。笑いがこらえきれない様子。
ならば…とばかり、母ちゃんは
そばにあったクイックルのモップの柄で
U太郎の尻を小突き、暗い4畳半に押し込め、
お約束の「熱湯風呂」を演じてはしゃいでいた。(つづく

2月 132017
 

兄ちゃんとのケンカでひと汗をかいた後、
サナエはホゲーっとしばし放心。鼻くそを食べている。
失われた塩分の補給か、オートファジー?養分にしてるのか。
U太郎に「キモイ!」と言われても満足そうに味わっている。
今では「バカ男子」認定されたアニキにかわって、
ばあちゃんの期待を背負っているサナエだが、
この調子だと、雲行きはあやしい。(つづく

2月 132017
 

正月をゴローの実家で過ごす。
甥っ子のU太郎はこの春で小4、姪っ子サナエは6歳で年長さん。
見た目に成長あれど、中身は相変わらず。
目が合えば小競り合いを繰り返している。

U太郎は典型的なおバカ男子。
どこで覚えたのか英語を話す…といっても、ハロー!だが。
母国語は「うるせー、バーカ、くそジジイ」の3語で
器用に日常会話を成立させている。

オラオラ系くせにヘタレなU太郎。
ゴローに羽交い絞めにされると、
「クソジジー、やめろ!」
ギロリとにらんでスゴんだかと思えば、
「おい、やめろよな!」→「やめてっ!」→
「やめてください、お願いします!」…
4段階活用であっという間に嘆願モード。
仕舞にこしょばされて、
「笑い死ぬ〜!」と涙を浮かべて喜んでいる。

「U太郎、ケンカ強い?」と聞かれ
「うん、まぁまぁ」と鼻を膨らませる。
「勝てるんか?」
「弱いヤツとするし!」。
エバって言うな!てか、それ、いじめじゃん…。

サナエも相当の負けん気の持ち主。
「バーカ⇔カーバ」、「チービ⇔ジジイ」、
「くそチビ⇔くそジジイ!!」…
ヘイトスピーチの応酬に歯止めがかからない。

U太郎の出したパンチがまぐれでキマって、サナエはギャン泣き。
かあちゃん登場。U太郎を隣に座らせ、
「どうしてケンカばかりするの!」
ところが「制裁」になれっこになってしまってるのか、どこ吹く風。
「Why〜?」肩をすくめるU太郎。
「なぜじゃない!こっちがどーして?って聞いてるのっ!
whyの使いかたも間違ってるっ!」
もはやなにに怒っていいのかわからない母ちゃん。

そして、お兄ちゃんらしくしろ、という意味を込め、
「あんた、(妹の)いくつ上なの?」とたしなめると、
母ちゃんの肩に腕を回し、
「4歳上だし」耳元でささやく。
「そこでカッコつけんな!」
母ちゃんは説教する気も失っていた。(つづく

 

2月 132017
 

2/21号「週刊女性」(主婦と生活社)で
共謀罪や24条が取り上げられたので買って読んでみた。
「保育園」「原発」などの身近な市民活動を例にあげ、
「家庭教育支援法」の問題まで、
タイムリーな話題を女性向けによくまとめてあった。

パラパラとページをめくると、朝ドラの「べっぴんさん」特集。
龍一という登場人物が紹介されていた。
フォークギターを抱え、白いヘルメットには「反体制」の文字。
「大学生になり、将来に悩みながらも”流行り”に敏感な龍一は、
学生運動やフォークソングにハマる」と書いてある。

なんちゃってゲバ文字で書かれた「反体制」の文字を見て、
とっさに籾井前会長の
「政府が右ということを左と言えない」だの、
最近の退任会見での
「NHKって、ある程度政治との癒着関係のひとつふたつあるわけですよ。
NHKのためになるのであれば、やぶさかでないと言える」
などといった発言を思い出した。

制作者は「反体制」とは無縁なのだろう。
屈託のなさに、怒りを通り越して情けなくなる。