1月 312007
 

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  正月に、大江健三郎の「伝える言葉」を読んだ。
 大江さんは「なにを言ってるのか自分でもよくわからなくなってくる」・・・だって。
 私とおんなじじゃん!わかるぜ、ケンザブロウ。
 サイードもデリダもケンザブロウも、だいたい私とおんなじスタンスってこともわかった。
 うん。

1月 312007
 

 そのまんま東が宮崎県知事になって、マスコミが急にチヤホヤし出した。
フライデーに殴り込んだことや、マネージャーに暴行をはたらいたことや、淫行のことはなかったかのように、宮崎の盛り上がりぶりを伝える。
 自民が敗れたのはいい気味だけど、政策のなさをお得意の「しゃべり」でごまかし、自分がテレビでどう映るかを熟知している感じがして、どうも気分が悪い。

1月 312007
 

 教育再生会議の暴走が止まらない。
「奉仕活動の必修化」「教員免許を更新制度に」どころか「国家資格に」とも言い出した。
いじめ問題の対応策として「出席停止」、土曜補習に夏休み削減・・・。
事業で成功した人はいても、教育の専門家はおらず、みんな言いたい放題。
「ワタミ」の社長だって、今は言うことがふるっているが、もし、介護事業などで荒っぽい経営の問題が出てきた日にゃ、なんと申し開きするつもりだろうか。
 清廉潔白な人などいないのだから、みんな言うことはほどほどにしておくのに。
 最近の為政者たちは恥じらいがない。
 日本人の美点をこういう人たちにこそ持ってほしいものだ。

1月 312007
 

 マンダム社が裁判員制度になったときに社員が有給休暇を取れる制度を他の企業にさきがけてつくったそうな。
んー。
 裁判員になっちゃって、行きたくなくても、会社に後押しされたら、ますますしんどいなぁ・・・。

1月 272007
 

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 1月13日付けの朝日新聞によると、災害に備えて、市民の役割を定めた条例をつくる自治体が増えている、という。
愛媛県は昨年12月、「県防災対策基本条例」を成立させ、「県民が自主防災組織に積極的に参加するよう努めることを責務」と定め、自助、共助と公助を組み合わせて被害の減少を狙うと言う。
北九州市では基本政策である「総合計画」で「市民の役割」という項目を設け、
「自助の意識を持つ」
「地域の活性化に向け、地域活動やボランティア、NPO活動等に積極的に参加する」
 などといった「住民の責務」を組み込んでいる。
 全体の奉仕者たる公務員(憲法15条2項)が、行政計画上で主権者たる住民に責務を課し始めている。
「おいおい、逆やろ」ってここでもツッコミが必要だ。

1月 252007
 


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 そう言えば、伊吹文科相は、12月の国会で
「いじめをした子どもは出席停止にしろ」という意見に対し、
「更生させるのが教育の役割」とブレーキをかけた。
教育基本法の改正の論議のときも確か
「愛国心が強制されるものであってはならない」と発言している。
ある意味、官僚らしい抑制が働く人だと思ってた。
もともとタカ派の伊吹氏が「抑制的」に見えてしまうだから、よほど全体が偏っているのだろう。

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1月 222007
 

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伊吹文科相が知事選の候補者の応援で来松し、改正された教育基本法について講演した。
講演後、「坂の上の雲」記念館やまちづくりを視察。
「今年は教育新時代を開き、『坂の上の雲』をつかみたい」と話した。
講演会では、
「戦争への反省から個人の権利を重視しすぎた」
「安倍首相はしっかりした人間を育てないと社会が機能しないと自覚している。経済と教育の再生をして初めて日本の将来がつくられる」と語っていた。
よくぞ言った!!
同じ日に伊吹文科相の政治団体の収支報告に虚偽の報告があったことが報道された。
事務所経費を交際費とかに使っちゃったのだが、自分のウソを棚にあげて教育を語れるなんて、たいした度胸だ。
「個人の権利や自由を重視」されて、「やらせ」をはじめ、「核武装発言」、愛人を官舎に囲ったり……
数え切れない安倍とその側近達のスキャンダルで社会を混乱させてるのは誰やねん!!
だいいち、おちょぼ口で「しっかり」を連発する人こそ、一番「しっかり」せなあかんのちゃう?!(つづく)

1月 192007
 

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 友人のミナミが「教育の自由はどこへ」(現代人文社1600円)という本を出版した。
全国の教育現場の「今」を伝えている。
「あるがまま」を伝えるため、ある意味、サヨクの人が期待して読むと「あれ?」と肩すかしをくらうかもしれない。
でもこれが現実。

「歴史歪曲のつくる会教科書はけしからん!」と言う人も、
「ハンテン・ハンキミ」の人も、
「自由が重んじられ世の中がめちゃくちゃになった。国や家族や郷土を大切にすることを掲げた昔の教育にも良いところはあった」という人も、
私も含めて、義務教育現場からもう何年も遠ざかっている人も、ミナミの本を読んで、まず「現場」を知ろう!
・・・って宣伝です。

1月 172007
 

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 新聞で「朝日新聞の受付嬢」の求人が載っていた。
20~25才くらいまで、とある。
なんだよぉ~!若い女ならいいのかよぉ~!
ワタシが受付嬢になったら、
ウヨクの人がやってきても、堂々と論陣を張って
追い返してやるのに。

(注)「論陣」とは意味不明なことをしゃべくってあきれさせること

1月 162007
 

 昨年末、NHKの「論点」(だったと思う)という短い番組で、
阪大の菊池誠教授が「マイナスイオンは根拠がない」などなどといった、
最近蔓延する「ニセ科学」について話していた。
科学的に説明するなら、「どちらともいえない」というのが良心的なのに、最近は白黒ハッキリつける
「ニセ科学」の方がむしろ「科学的」に思わるねじれが生じているという。

「ありがとう」とコップの水に話しかけると
きれいな氷の結晶ができる、というエピソードも根拠がなく、道徳の問題と混同していると批判していた。
コップの水の話は「心のノート」という文部省が配った道徳教本に紹介されている。
番組では触れられていなかったが、きっと「心のノート」や「改正」される教育基本法について思うところがあるのだろう。
静かな語り口に、怒りがにじみ出ているような気がした。

 こういう人を取り上げるNHKもまだまだ捨てたもんじゃない。