へたれの日常– category –
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へたれの日常
画伯対決
京都のセージ一家が遊びに来た。 小2のコナツ嬢はギャグマンガ家志望。 絵をかくのが大好きらしく、食事もそこそこ、持参のスケッチブックに描き散らかしている。 「なんか描いて!」と、執拗にたのむので、 「自分が一番うまいと思うなよ!」 とばかりに... -
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それは秘密です
昼食のタイミングがずれたので、3時頃チェーンのラーメン店で塩バターラーメン(小)を食べた。 帰宅したらゴローに 「昼メシなに食った?」と聞かれ、 のらりくらりはぐらかしていると、 「さてはラーメン食ったな!?」と誘導によって自白を強要された... -
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優しいときは怪しいゾ
振り売りの魚屋のおばちゃんがいつもどおりやってきた。 ぞろぞろご近所が集まる。食堂のKさんが 「さっき、父ちゃん(←ゴロー)見たぞ!」 「黒いカバン持っとったがいに」とSさん。 魚屋のおばちゃんまで 「わても見た! 自転車で今、出て行ったゾ!... -
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大雪においでまっし 下
「あー、今度は冬の大雪の日においで。帰れんようになるさけ」 ここは八つ墓村かいっ!! ほとんどホラーなばあちゃんトークに氷結した私たちだった。 -
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大雪においでまっし 上
ばあちゃんのどこまで冗談なのかビミョーなブラックトークにドン引きした姪っ子のショックを和らげようと、 「食べ物がおいしいし、今度は冬に遊びに来させますね」 と、穏和なSさんに会話をふった。 するとSさんはニコニコと…(つづきはクリック) -
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能登の花嫁
通りがかった隣のばあちゃんと、そのまた隣のSさんに姪っ子を紹介した。 若い女の子がわざわざ2度も能登に来るなんて、ばあちゃんたちは大喜び。 姪っ子に向かって「かわいい、かわいい」を連発。 そして例によってばあちゃんは 「年、なんぼ?」と息子... -
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おあいそ外交
車を事故った。車線変更の際、よりによって外国人が乗る観光バスに接触してしまった。 ぐわしゃん。 久しぶりのイヤな感触。 バスから出てきた強面の運転手のおじさんに 「どないしてくれるんや!」とバスについた傷と私の車の塗料を指さしすごまれる。 車... -
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勇気ある撤退
ゴローが一週間の夏休みがとれたので、白馬登山に行くことにした。天気予報はずっと雨マーク。 とりあえず長野まで行ってみたもの、天気は悪そう。 小布施に1泊、善光寺を観光。 さらに白馬のふもとの素泊まり宿で天候の回復を待つが雨マークは変わらない... -
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だ・ら・ば・ば・あ
隣のばあちゃんはよくじいちゃんに「ダラババアッ!」と怒鳴られている。(「ダラ」とは馬鹿なとかアホなという意味) 自分でも、指を頭のところでクルクル回し、パッ!と開いては 「ダラババアやさけな!」と、口癖にして居直っている。 そして熱心な真宗... -
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捨てたもんじゃない
来週末、母を信州に旅行へ連れ出す。 年齢や病気もあって、電車での移動旅行はもしかしたら最後かも知れない。 姉も手伝ってくれるのでなんとか実現できそうだ。 宿は昔お世話になった知り合いのつてで企業の保養所を使わせてもらうことにした。 「親孝行...