レイザル– category –
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妄想世情観察
奥能登バレンタイン
地元の小さなスーパーに入ったら、手押し車のばあちゃんが 「チョコ買うたけ?」とあいさつしてた。 いつも水ようかんやうぐいす餅が並ぶレジ前のワゴンに、バレンタイン用のチョコが加わっていた。 酒好きの男用に…という理由で、今でもウイスキーボンボ... -
へたれの日常
うちの「レ・ミゼラブル」
うちから車で5分ほどのところに、水の湧くところがある。地元の酒蔵なんかは、車にタンクを積んで取水にくる。 米を炊いたり、コーヒーを入れると水道水との違いがはっきりわかる、やわらかい水だ。 ゴローは室内での作業が続くと気分転換に汲みに行って... -
へたれの日常
映画「レ・ミゼラブル」
映画「レ・ミゼラブル」を観た。原作を読んだことがないが、小学生の頃読んだ、みなもと太郎のマンガそのまんまだった。 とくにマリウスのどーしよーもないアホぼん(アホな金持ちのボンボン)ぶりが、まさか監督がマンガを読んでキャスティングしたわけじ... -
ひねくれ市民
脊髄反射系
「黙り一」を見習いたいワタシだが、同じ脊髄反射系のアノ人が再びやってくれました。 21日社会保障制度改革国民会議でのアソウさんの「さっさと死ねるように」発言だ。 でも写真を見ると、スーツはすごく体に合ってるし、袖からのぞくダブルカフスの白... -
ひねくれ市民
黙り一
1月20日付けの北国新聞によると。 真宗の信仰の厚い加賀地方では、百姓などの民衆は保身術として行動しなかったり、自ら箝口令を敷く「黙り一」という精神風土を形成していったのだそう。 南無阿弥陀仏の念仏は「死ぬことが究極の救い」と、一向一揆を... -
妄想世情観察
昔の佐川男子
ワタシがOLしてたころ、職場の担当だった佐川のニシダさんは、アフロヘアーでダジャレ好きのちょっとウザいニイチャンだった。忙しいときにウザいんだけど、実はすごくシャイで気ィ遣いなのも女子たちはみんな感じていた。 だからニシダさんが体をこわし... -
妄想世情観察
能登の佐川男子
宅配便が届いた。受け取りのハンコを押して相手の顔を見ると、さわやかな若い男性だった。 「おにいちゃん、いわゆる佐川男子やね〜!」 と感心して言うと、ニイチャンは「イヤ〜どーも」とアタマをかいて照れていた。 こんなところまで佐川男子がいるんや... -
ひねくれ市民
提灯行列 もう一度
…と、神棚の記事をやり過ごしていたら、成人の日、地元商店街に日の丸がはためいていた。シャッター商店街を少しでも元気に!…という、地元商工会の苦肉の策だろう。各戸には真新しい国旗用のホルダーが取り付けられていた。 これから目抜き通りだけでなく... -
ひねくれ市民
撤去神棚 もう一度
=北国記事 金沢の市立高校で、戦後GHQの指示で撤去された神棚が、校長の定年退職を機に剣道場に戻されたのだそう。心温まるイイ話として地元紙に掲載されていた。 そのためらいもなさに、批判などしようもなく、あえて気にしないことにした。田舎では... -
へたれの日常
君の名は
昨年の夏に老人ホームへ入った近所のおばあちゃん(梅村さん)のことがなんとなく気になりながら、そのまま年を越してしまった。新年のあいさつということで、頂き物のみかんを手土産に訪ねてみることにした。 聞いていた入所先「ふるさと」の場所はすぐわ...