2月 152017
 

怖い順に「幽霊」「おばけ」「妖怪」…だそう。
「怖がりのわりにスキだね?」と聞くと、
「興味がある!」とキッパリ。
登山家に登山の理由を尋ねてしまった気分。
真っ暗な4畳半に布団をかぶって隠れていると
「おじちゃん、どこぉ〜?」と探しまわっているが、
怖くて部屋には入ってこられない。

「U太郎、たすけてぇー!」と叫び、
近づいてきたところを「ビェー!」と金切り声を上げると、
「でたー!」すっ飛んで逃げて行った。

居間で息を切らすU太郎とサナエに、
シレッとトイレから出てきたふりをして、
「ずっとトイレにいたよ? ほら、お尻臭いぞ。臭ってみ?」
すっとぼけると、
「臭くない!」とはねつけるが、そのうち信じた。
ちなみにクリスマスはサンタさんが
ゲームソフトを贈ってくれたと信じている。(つづく

2月 152017
 

「幽霊ごっこしよう!」というので、
「じゃあU太郎ひとりでオバケやれよ」とおじちゃん。
自分で言っておきながらいきなり不意討ちをくらっている。
「ヤダ!、2人組でやろうぜ。男同士、女同士!」
「じゃあ、おじちゃんとおばちゃん。U太郎とサナエ、な?」
「オトナ同士はダメ!」
「こわいんか?」顔を覗き込むと、こくん。
夕食後、さすがに疲れが出た。
「U太郎が幽霊、幽霊って言いすぎたせいで、なんか憑いた。気分が悪い」と横になっていると、
「おれも、なんかちょっと肩のあたりが…」と肩をおさえて顔をしかめる。
トイレに行きたくなると、
「誰かいっしょにトイレきてもいいぜ!」
上から目線で強がっても、バレバレだから…。(つづく