12月 312007
 

10712-4sotugyo

新しい上司がやってきた。
歓迎会のあいさつの場で、
「みなさんが死ぬ前に、もし一曲聴くなら何を選びますか?」と話していた。
うーん、私ならなんやろ。
ふと思いついたのは、さだまさしの「雨宿り」だった。
私が小学生で、姉が高校生、父は働き盛りの40代だった。
父がシングルレコードを買ってきた。
♪靴下に穴がポカリ~
繊細な歌声に似合わない、ブラックな歌詞に、
「な、おもろいやろ?」と父が笑っていたような記憶がある。
家に帰って、ゴローに
「ねぇ、死ぬ前に一曲なに聴く?」
一瞬考えて、視線を落として
「尾崎の『卒業』」
ふ~ん・・・。
♪支配からの卒業~、かぁ。
って、死ぬ前に、なんの「支配」からの「卒業」だよッ!!

12月 312007
 

仕事の忙しさがこの一週間ほどピークにきている。
職場の緊張感も限界を超えた頃……。
「なんかさぁ、もう、なんにもおかしくないのに笑えてくるよ」
「それって、脳の正常な働きなんだって。左脳を使いすぎると、右脳がバランスを取ろうとするんだって」
「わたしなんて、頭使ってないのに笑いがとまらない」と私がいうと、
職場が突然仕事モードに戻った。
「ち、ちょっとぉ~、答えてよ!!」
「ご、ごめん、レイザルちゃん。今の質問、難しすぎて考える余裕、あらへんわ」

12月 282007
 

10712-4metabobatu

2008年度から、40~74才対象に、メタボ検診と保健指導が始まる。
ダンナがメタボだと、奥さんが食事指導されるのだろうか? アホくさ。
家の外でダンナがラーメン餃子定食やトンカツ定食食べたら、どうすんねん。
また、脳卒中患者らの機能回復をはかる「回復期リハビリテーション病棟」について、
症状の改善に応じて報酬を段階的に上乗せする「成果主義」を導入する方針だそうだ。
2008年度から試行的に実施されるとのこと。
10年度の改訂では長期療養型病床でも適用を広げるらしい。
報酬を上乗せしたり、逆に目標達成できなかったところを罰するやり方はアカンと思う。
介護保険しかり、命に関わることを数値化できるのだろうか。
数字を守るために、現場を見ずに、個別の事情を切り捨ててしまうような気がする。

12月 262007
 

10712-4patiemon

大阪ではニセモノのことを、「バッタもん」とか、「パチもん」という。
このごろ、著作権とかコピー商品の取り締まりが厳しくなって、
(そーいや、今年の初め、森進一の「おふくろさん」騒動も「著作権」だった)
「パチもん」に対する寛容さがなくなった。
中国のニセディズニーランドにはじまり、
ニセピカチュウやニセドラえもんまで登場したときは、
ダンボールまんじゅう騒ぎ後、ようやく静まった中国バッシングが再燃した。
よその国のパチもんに目くじらたてるほど、日本は公明正大偽りのない国なのか。
それに、「パチもん」のビミョーなユルさとか、ブラックの効いたのとか、
それはそれで楽しめたんだけどなぁ。
模倣によって発展した、日本の伝統文化を大切にしてほしい。
(って、アカンか・・・。)
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12月 262007
 

今年の世相を現す一文字が「偽」だそうだ。
んなこと、今に始まったことかい!
てか、昨年末の耐震偽装の方が、よっぽど「偽」の根っこが深い。
被害者や金額の多さや政治的なつながり(アパ副社長がアベ心臓後援会会長)など、
もっと追求されるべきだったのでは。
年を越してうまいことチャラにしたもんだ。

12月 232007
 

10712-4jender

12月松山市議会で「男女共同参画条例」の「運用配慮」の請願書が採決された。
規範意識や日本の伝統文化と「性差によっておこる問題」をごっちゃにして、
内容が市民の間で知らされないまま、与党多数で可決した。
都合の悪いことは知らせず議会でサクッと決める手法は、
2005年12月市議会の「教育基本法改正を求める請願」の時と同じ。
内容は下記。

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松山市男女共同参画推進条例の運用の基本を明確にすることを求めることについて

男女共同参画推進法は平成11年6月に制定され、同年末までに2回改正されました。翌年12月に男女共同参画基本計画が策定され、男女共同参画の施策が本格的に推進されることになりました。この基本法を定めるところにより、地方公共団体は続々と男女共同参画推進のための条例を制定しました。松山市は平成15年7月に男女共同参画推進条例を制定し、同年12月に改正しました。
基本法には「ジェンダーフリー」という思想が巧妙に隠されていますが、多くの国会議員はそれに気づかず、また、法案の作成にかかわった審議委員や官僚に対して不信の念を持たなかったために、基本法をやすやすと成立させてしまいました。地方公共団体の議会においても、同様に多くの議員がむしろよいものと判断し、条例を成立させました。
基本法では隠されていたジェンダーフリーの思想が、基本計画では表に引き出され、偏向した男女共同参画の施策が行われることになりました。その施策が進み、ジェンダーフリー思想が社会に周知されるに及び、ようやく男女共同参画の正体に人々が気づき、各地で多くの批判の声が沸きあがってきました。
その批判を受け、政府は「男女共同参画はジェンダーフリー思想の普及を目的とするものではない」という趣旨の弁明を行うと共に、平成17年12月には第2次基本計画を作成し、ジェンダーフリー色を除去した男女共同参画推進の基本方針を示しました。
昨年12月には教育基本法が改正され、続いて本年6月に学校教育法、地方教育行政法及び教員免許法のいわゆる教育三法が成立しました。これらの改正法では、伝統と文化の尊重、規範意識と公共の精神の醸成、家族と家庭の重視などが掲げられています。ジェンダーフリー思想はこれらの価値観と全く相容れません。
このように私たちを取り巻く社会の情勢は、松山市が男女共同参画推進条例を制定したころとは大きく変わってきています。したがって、松山市が政府の第2次基本計画、改正教育基本法及び改正教育三法の精神、さらには小児医学や脳科学等の最近の学問水準に基づき、下記の請願事項を基本方針として現行の条例を運用されるよう請願いたします。

(請願事項)
① 日本の文化と伝統を尊重すること。
② 身体及び精神における男女の特性の違いに配慮すること。
③ 家族と家庭を重視すること。
④ 専業主婦の社会的貢献を評価し、支援すること。
⑤ 子どもを健全に育成する上で、乳幼児期に母親の役割が重要であることに配慮すること。
⑥ 性教育は社会の良識に配慮し、子どもの発達段階に応じて行うこと。
⑦ 数値目標は現実的に策定し、長期的視野に立って達成すること。
⑧ 教育においては上記の全項に配慮するほか、規範意識と公共の精神の醸成にも努めること。
⑨ 表現の自由及び思想信条の自由を侵さないこと。
⑩ 松山市はジェンダー学あるいは女性学の学習あるいは研究を奨励しないこと。
⑪ 性別による固定的な役割分担意識及びそれに基づく社会習慣を認定した場合には、その認定について松山市議会に報告すること。

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KY(空気読めない)アベ首相並だ。

スピリチュアルの三輪サンやミシマに始まり、
テレビでは男性の華道家やスタイリストなど、
今年はとりわけ「オネエ」の活躍が目立った。
「性差」を超えて活躍するひとはこれからももっと増えて、
世の中を楽しく、豊かにしてくれるだろう。
労働条件や、経済動向を考えても、共働きは当たり前だ。
自殺したりうつ病になる人に中高年男性が多いのも、
「男らしく」負担をひとりで背負い込まざるを得なかったためかもしれない。
「運用配慮」の請願内容は、私たちの生活実感とはちょっと違うようだ。
それよか、助け合ってなんとか暮らしていける具体的な政策が必要なのだと思う。

でもそんなに「男らしく」ふるまいたいんなら、どーぞ遠慮なさらないで。
それはもう、「男らしく」して頂きますことよ。オホホ。

12月 202007
 

10712-4stepper

「クリスマスプレゼント何がいい?」
自分がデジカメを欲しいばかりに、私に気遣うゴロー。
特に欲しい物はないのだけど、最近風邪を引いたり寒かったりで、
外を走れないので、室内で運動するため
「ステッパー」を通販生活でチェックしていた。
「よっしや、今からステッパー買いに行くぞ!」
人混みと買い物がキライなゴローがやたら張り切る。
どーせ、飽きて粗大ゴミになるのを見越して、
私をあざ笑うためだ。
みえみえだ。
通販生活の直営店の健康器具のコーナーには
お目当ての「ステッパー」のとなりに、
スポーツジムにある「エアロバイク」があった。
「こっちのほうが消費カロリーや心拍数もはかれるからええんちゃうか?」とゴロー。
「こっちの方が大きくて粗大ゴミになったときおもろいから」やろ? フン!
私は同じく通販生活で買った
「70%の人が減量に成功した」「50gきざみの体重計」
でも痩せられなかった、30%の少数派側の人間だ。
モントリオール五輪の強化メニューにも使われたという(古いなー)、
アメリカのなんとか博士の考案した(大丈夫か?)、
このみるからに単調そうな運動器具をわたしが根気よく使い続けるとは、とても思えない。
自分が望んだこと、しかも5万円もするのに、これほど心躍らないプレゼントもめずらしい。

12月 152007
 

10712-3violin

私のバイオリンの先生は、曲のイメージをまず第1に考える。
わたしみたいなヘタっぴは、とりあえず弾くことで精一杯なのだが、
先生は完成度からではなく、イメージすることを最初に要求する。
今日はラモー作曲のガヴォットだ。
とりあえずざっくり弾いたら、先生は
「どんなイメージで弾いてますか?」と聞く。
わたしは
「明るめ、というか快活なカンジ、ですか、ね?」
「そうですか。もちろん人それぞれ、そういうカンジもあると思いますが、これはどうですか?」
とお手本を弾いてくれる。
「私はね、フランスかどこかの広々した田園風景を思い出すんですよ。行ったことありませんけどね。どうですか?レイザルさん。そして次のフレーズには農夫が作業をしていて……」
確かにそう言われてみればそんな気が……。
「じゃあ思い浮かべて弾いてみてください」先生は目をつぶって聴いている。
えーと、田園・・・。
あ、あかん。田園でなくて田圃を想像してしまった!
田吾作どんが年貢のお米を刈り取っている。そこへ検分にきた代官が……。
「お前は収穫をごまかしておるな?ワシの目は節穴ではないぞ!」
「ひっ!お代官様、お許しくだせぇ……」
もはやフランスの田園風景はおろか、天保の大飢饉前夜。
妄想が邪魔をして集中して弾けない。

12月 112007
 

10712sakakumo-kokoku

12月2日付けの愛媛新聞に五木寛之を招いた講演の広告が載っていた。
題して「坂の上の雲の時代と松山」。
五木氏と安藤サンのサカクモミュージアムの写真が占める広告を読み進めていくウチに、
んんんん???!!!
よくよく見ると、「場所」が「松山市子規記念博物館」となっている。(紛らわしい広告やなぁ……)
きっと500人の参加者を集めるには、サカクモミュージアムではスペースが小さすぎるのだろう。
そんなの最初からわかってただろうけど……。
サカクモミュージアムの展示物は、少なくとも私がみたときは、
扇や盃やトランクと掛け軸など7~8点しかほんものがなくて、あとはすべて複製品だった。
「ハコモノ先行」の批判に対し、
「このミュージアムは情報発信や地域支援機能をもたせることになっていて、単なるハコものとは違う」
と、元まちづくりチームディレクターのオジサンが「愛媛ジャーナル」などで書いていた。
でも、「情報発信」や「地域支援」はおろか、肝心の「サカクモ」の一大イベントでさえ、「子規博」でやるなんて……。
あまりの無邪気さに、心底萎えてくる。

12月 112007
 

12/2付け朝日新聞によると
「少子高齢化や核家族化がすすみ、市町村合併で地域の連帯感が薄くなる中、
地域コミュニティーの再生が課題になっている」のだそうで、
「この10年で自治会の加入率が1割以上減った宮崎市では、
新たな『地域コミュニティー税』の導入を検討している」んだとさ。
市の担当者は「等しく税を取ることで意識を持ってほしい」。
「意識を持つため」にまで税金を取られたんじゃたまらんなー。
さすがそのまんま東国原知事のお膝元。
「徴兵制」や「徴農制」だけじゃ手ぬるいってか。
「これまで地域活動への参加は『私』だったが、『公』にすべき時だ」
と総務省の研究会は提言しているのだそうだ。
合併で地域を壊しておいて、なにを今更「地域コミュニティー」だ。
だいたい、「自治」というのは、
お上にとやかく言われる筋合いのモンではないんと違う?