12月 252012
 

11212kanazawa-sasimi
ゴローが金沢出張の日は、降り売り(行商)のオバちゃんから買った魚で、「輪島定食」(自称)の昼ご飯で送り出す。
刺身か干物に、ごはんとみそ汁(と昨夜の残りもの)が付くだけなんだけど。
その日はフクラギの刺身を買った。
「今日からオトウサン(ゴロー)が金沢やから、おいしい輪島の刺身を食べさせておくわ」と言うと、降り売りのオバちゃんは、
「金沢は刺身が無ぇさけな!」と胸を張った。
もちろん、金沢に刺身が無いわけではない。
だけど、輪島に比べて高い!
それにおしゃれに盛り付けすぎてて、なんだか食べた気がしないのだ。オバちゃんの言いたいことはすごくよくわかる。
以来、輪島で刺身を食べるたび、オバちゃんが誇らしげな顔で語る「金沢には刺身が無ぇさけな」という千恵子抄の一節のような言葉がよみがえる。

12月 082012
 

もともと品数が少なく、「護憲定食」以外パッとするメニューがなかったが、
最近、「脱原発どんぶり」が加わった。
精進に精進を重ねた内容は、いかにもカラダに良さそうだが、
たまに食べるので十分…という気も…。
最近出店した、マクロビカフェ「フューチャー」と客層が重なる。(つづく)

 

12月 062012
 

大阪発祥。茶髪にサングラスがトレードマークの名物店長。
「嫌なら食うな!」等々…民間では考えられない
「ケンカ商法」がマスコミに取り上げられ一躍有名に。
全国フランチャイズで急成長中。
東京に本社機能が移ってから、独自色が薄れ味が落ちた…とも。(つづく)

12月 042012
 

「友の愛」をモットーに全国展開。創設者はなんと宇宙人!
和洋中デザートとなんでも揃うが、メニューに統一感がないのが難。
最近、「ラーメン維新」の出店により、売り上げが落ちている。
店長は言葉遣いがていねいだが、どことなくキモい。
バイトの女子高生に
「店長、それってぇ〜まつげエステっすかぁ?」と聞かれた。(つづく)

12月 022012
 

震災復興、原発、TPP、憲法改正、消費税に社会保障…。
難題盛りだくさんで国民は腹ぺこのハズなのに、
新党乱立でメニューを見る前にお腹いっぱいの今日この頃。
なんとか入れそうなお店はあるのだろうか…。

商店街の老舗。3代目の若旦那はカラダは弱いが口は達者。「毅然と!」が口癖。
体調を崩している間に、「フレンディーズ」に客足を奪われる。
店の名前は「日の丸」だが、実はアメリカ好きという噂もあり、
裏メニューに「ハンバーガー」も。
たいしておいしくもないのだが、ほかにたいした店がないという理由で続いている。
若旦那の講釈に、客はウンザリしている。(つづく)

11月 222012
 

スポーツジムでスタッフのおねえさんが3人の子持ちだったことが判明。
(というかわたしが知らなかっただけなんだけど)
所帯じみてなかったので独身だと思いこみ、頼まれてもいないのに勝手に相手を探していたのだった。
おいらってば、どんなおせっかいババアやねん!
おねえさんと私のやりとりを見ていたおばちゃんが会話に割り込む。
「ワタシはアンタ(おねえさん)を昔からしっとるけど、確かに若こ見えるわ。」
「上の子なんてもう中2ですよ〜! 思春期でタイヘン!」
「へぇ〜、あの子がもうそんなになるけ」と、しみじみ言ったかと思えば、
「生理あるけ?」とイキナリな質問。
わたしがドギマギしていると、おねえさんは
「まだなんですよ〜。わたしも遅かったし、遺伝かな〜」
「ワタシも遅かったワ。みんな体育休むのにワタシだけ休めんかった!」とおばちゃん。
アンタのことは聞いてへん! てか、聞きたくない!! と心の中でツッコむ。
年頃の子どもや親に向かって
「ボーイフレンドはいるの?」くらいは聞けても、「生理」の話をそこでする!?
「まさか赤飯なんて炊いてないやろね〜?」と冗談めかしてゴローに話すと、
「いや、炊いてるんちゃうか?この前飲み屋で隣り合わせた同世代のオバチャンが、娘に生理があったから赤飯買うとか、炊くとか言ってたな〜」
別に恥ずかしいことではないけど、隣のばあちゃんの「アンネあるけ?」といい、人前で「生理」を語れるおおらかさにちょっとビックリ。

11月 182012
 

帰りの車中で、夏に老人ホームに入った近所のおばあちゃんの話になった。
「なんでもひとりでやっておいでたさけ、ホームに馴染めるやろか」
「わたしだったら独りの不安の方が大きくなったら、ホームを選ぶかもな〜」
「うちのばあちゃんは馴染めんと、結局食事も部屋でとっとった。でも最後は肺炎であっさりなくなった」
「肺炎はコワイなぁ。でも胃ろうもイヤやな〜」
「うちは、母がボケてきたとき、まだらの頃がたいへんやった。でもそれを過ぎると仏サンみたいに優しいなった」
「もう救急車で運ばれても、管とか余計なもんつけんで欲しいわ」
子ども達は都会へ出て行ってしまっている田舎では、ご近所が家族代わり。
「北のカナリアたち」を見に行って、「終の信託」をしあう私たちであった。(おわり)