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平等寺から由岐・木岐へ

 

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コスモスの中に向日葵
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朝靄にけむる
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鬼の腰掛けって…
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由岐町。安倍の顔はない
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田井の浜

 7時発。平等寺はこじんまりしていて、門前にはコスモスが咲き誇っていて下からみても感じがいい。
 門前町をとおりすぎると田園地帯だ。コスモスが多い。
 コスモスは、季節に関係なく咲くというのは本当だろうか。そもそもコスモスがこれだけ増えたのはなぜなのか〓。コスモス畑にヒマワリが咲いているのは驚き。こんな季節でも咲くよう工夫しているのか、気候のせいか。

 建設会社の資材置き場のようなところを入っていくと月夜御水庵に着く。
 天然記念物の大杉は樹齢千年という。お堂とベンチがある。ちょっとじめっとしている。後ろからギャル遍路2人の鈴の音が近づいてくるから休憩せずに出発する。彼女らとは昨日から抜いたり抜かれたりしている。
 森やら竹藪やらのなかをのんびりたどって、8時半に国道にでる。
「遍路道ではじめて海の見える由岐」という由岐経由のルートの宣伝の看板がある。
国道沿いの内陸ルートのほうが近道だが、こういう殺し文句があると由岐ルートをたどりたくなる。

 田園のなかを歩き、由岐への峠をこえる。合併によってできた新町名は「美波」という。
やすっぽい。合併によって由岐のような趣のある名前が消えていくのがさびしい。

 10時すぎ、由岐駅に到着する。
 由岐の街は古い木造建築がおおい。「最近つくった家も南欧の家みたい!」とサルも気に入ったようだ。

 30分ほどで田井の浜にでる。急に目の前に砂浜がひらけ、ドドーンと波の音がひびく。弓形の広い砂浜には点々と釣り人がいる。浜辺のすぐわきの駅は、監視塔のようなものが付属している。日本一砂浜に近い駅ではなかろうか。
 ここから列車に乗ろうと思ったが時刻表もない。列車は停車せずに通過してしまった。夏だけの臨時の駅らしい。監視塔は海水浴用だった。

 浜辺をちんたら歩く。ギャル遍路2人もチリンチリンと鈴音をひびかせてのんびり歩いている。

 11時半、木岐につく。法事があるためだろうか、人がいきかうにぎやかな漁村である。
 昼すぎの列車にのって徳島にもどった。

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