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剱岳望む中山 20190813

 コンビニで朝飯用の鱒の寿司にぎりと、昼食用握り飯2個を買って早月川沿いをのぼると、八ヶ岳周辺と同じ、懐かしい高原の空気になっていく。
 剱岳の稜線は主峰が屹立し、その左右はノコギリの刃のようにゴツゴツとしている。それを間近に見ながら馬場島へ。ここは早月尾根から剱岳にのぼる拠点だ。早月尾根はアプローチも長くてよっぽどベテランでなくては登れないルートのはずだが、けっこうな数の車が停まっている。俺にはもう剱岳は無理やな。

 標高700メートル。7時35分、ちょっと下の川沿いから中山の登山道に入る。頂上は1250メートルだから2時間弱で登れるはず。

 時折剱岳の稜線を眺めながら40分ほど急坂がつづく。ミンミンゼミが合唱し、トンボが群れ飛んでいる。


 8時半、1150メートルの稜線に出ると、巨大な杉がそびえている。あとはなだらかな稜線を登り、9時には1250メートルほどの頂上に着いた。

 正面に剱岳と対峙する酢。早月川のゴーゴーという音が下から響き、時折ウグイスの声が聞こえてくる。

 握り飯を食べ、45分休憩して、反対側へ下りる。谷を3,4回渡って下り、1時間ほどで早月川を渡って剱岳登山口のキャンプ場に戻った。

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 涼しくて、芝生がさわやかで、何日か滞在してもよさそうなキャンプ場だ。

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