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西国巡礼 革堂〜六角堂〜善峯寺

 朝9時、神宮丸太町駅から歩きはじめた。
 御所から南へ下ると、19番革堂行願寺はすぐ近くだった。

 まちなかの寺。境内にハスの鉢植えがならんでいる。ご詠歌にハスが出ているのにちなんで、住職が4,5年前から増やしてきたらしい。

 七福神の像や加茂明神塔という不思議な形をした石塔などがある。

 さらに南へ下って六角通り右に折れて烏丸通りの手前に18番六角堂(頂法寺)があった。六角通りというのはこのお寺の名前から来ていたのか。ビル街のまんなかなのに、水がこんこんと湧き出ている。

 生け花発祥の地とされ、華道家元の池坊家の当主が住職をつとめている。六角堂は親鸞がこもって夢のお告げを見たと伝えられている。五来重によると、六角形や円というのは死の世界などを意味し、そこにこもって出てくることは擬死再生の意味があるという。

 境内に京都の中心を示す「へそ石」がある。水が豊富なこの周辺に人々が最初に住んだのではないか、と五来は考え、六角堂の源は水の信仰ではないかと推測している。
 阪急に乗って長岡天神へ。20番善峯寺まで7キロほどを歩くことに。

 西山に近づくにつれて竹林が増え、タケノコを食べさせる店もいくつかある。西山の麓からは急坂になり、谷川沿いにのぼる。1時間半ほどで立派な山門をくぐる。

 本堂である観音堂前の休憩舎に、阪神大震災で高架の高速道路が崩れたのにぎりぎりで落ちなかったバスの運転手についての記事が飾ってある。その運転手は「奇跡の運転手」と呼ばれ「落ちない」ことから受験生の守り神になったとか。その運転手がもっていたお守りが善峯寺のものだったという。

 昔ながらの伽藍配置がみごとに残っている。徳川家光の側室で、綱吉の母である桂昌院によって整備された。厄除けの鐘も開山堂も…「桂昌院寄進」と記されている。「遊龍の松」は日本一の松と称している。龍が地面をはうような形の松で、全長50メートル以上ある。樹齢は600年以上らしい。開山堂には、源算上人117歳の像があるという。

 釈迦堂には合掌姿の釈迦像がある。源算上人が刻んだと伝えられている。釈迦が合掌するというのは珍しい。
 アジサイが咲き、池や滝のある回遊庭園があり、京都のまちを一望できる。一番上には奥の院にあたる薬師堂がある。
 拝観料は500円するけど見る価値のある寺だった。
 帰りはバスに乗った。

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