近畿– category –
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秀吉と弁慶の暴力の跡 西国27番・圓教寺
舞台造りの摩尼殿 墓地に立つ観音バスのバス停 西国三十三所の27番圓教寺は姫路市の郊外にあり「西の比叡山」と呼ばれている。 青春18切符が余ったから訪ねることにした。 約20年ぶりに姫路駅に降りると、目の前に姫路城がそびえている。白鷺城と呼... -
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人魚のミイラの観音正寺 本尊復活は「奇跡」の賜物
標高400メートルの山の寺 西国三十三所の札所は基本的に山の上にある。 仏教以前の山岳宗教の場がそのまま札所に転じたからだ。景色のよい場所が多いから正月の肥満を解消するハイキングにもぴったりだ。 今回は安土城跡のわきにある32番・観音正寺... -
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商人の里 近江八幡の中興の祖は青い目のクリスチャン
きれいになった中心街 JR近江八幡駅を降り、駅前通りを八幡山に向かって歩く。30年前に来た時はちょっとすさんだ町というイメージだったが、彫刻などの作品が点在し通りはきれいに整えられている。 市役所の近くに朝日新聞の支局があった。朝日新聞... -
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北前船の起点 住吉大社と天保山 信仰に支えられた経済活動202110
住吉大社は熊野古道を歩く途中立ち寄った。古道は住吉大社の東にあり、裏口から参拝する形になった。 今回、住吉大社が北前船と深い関係があると聞いて再訪することにした。 住友の基礎をつくった江戸時代の銅産業 南海電鉄の住吉大社駅をおりると住... -
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歩きつづけた近江商人 武器は情報力202109
ネットと市町村史 ネット上には情報があふれているが、問題意識をもたずに漂うのは、分厚い市町村史を頭から通読するのに似た徒労感に襲われる。でも具体的な関心や疑問、「調べたいこと」があれば市町村史もインターネットも一転して有益な情報源になる... -
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十津川と新十津川202108
山と谷しかない免租の村 【役場周辺でさえも平地がわずかしかない】 奈良県十津川村は、熊野古道・小辺路の取材で2015年に訪れた。 全国一広い(672平方キロ)村だが、山と谷の連続で平地はわずかしかない。明治の大水害前の田の面積は235町(235... -
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遍路㊶高野山・町石道20200616
遍路を終えてすぐに高野山の奥の院に参るべきなのだけど、コロナで3カ月も遅くなってしまった。 午前5時すぎに家を出て、7時すぎに九度山駅に着いた。平屋建てのかわいい駅は六連銭の旗と猿飛佐助や霧隠才蔵らの絵が飾られている。県道を数分歩くと真田... -
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六甲山おたふく山20200411
天気がよいから18年ぶりに六甲山を歩くことにした。 コロナ騒動で電車はガラガラだが、10時に阪急芦屋川駅に着くと、ザックを背負ったハイカーが多い。 芦屋川沿いを散りかけの桜が彩っている。高級住宅地を眺めながら何度歩いたことか。「アシヤより... -
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海津大崎カヌー20200404-5
2016年に買った折りたたみ式のカヤック、もう処分しようかと思っていたら「琵琶湖1周のつづき、せなあかんやろ」と友人のセージ。 1990年代に大津から海津大崎までこいで長らく中断していた。とりあえず桜の季節だから海津大崎を復習することに。 前... -
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西国三十三ヵ所 勝ちだるまの寺 202001
西国三十三ヵ所の2カ寺を訪ねた。 茨木の阪急の駅からすぐの住宅地にある総持寺は、展望のよい高台にあって片隅にはちょっとしたカフェがある。本堂に見える千手観音は前立で、本物の「亀に乗った千手観音」は毎年4月15日-21日に公開される秘仏だとい...